橋本 暢資(はしもと まさより)
1992年6月5日生まれ

実績
2018年9月よりプロコーチとして活動
コーチング時間:800時間
延べクライアント数120名
(2023年1月現在)

資格等
米国CTI認定 CPCC*
国際コーチング連盟認定 PCC

キャリアストーリー
法政大学経営学部、経営学科を卒業後、都内の大手印刷会社に入社しました。元々やりたかったのは父が研究所の内装を手掛ける職人だったのもあり、企業や美術館の内装を手掛ける企画などでしたが、入社した先の会社でも近い仕事ができる可能性があるということで入社を決めました。
 入社し、初めに就いた仕事は出版社様への営業職でした。どの月に、どのような本が、何冊出るのか。ヒアリングをしながら、出版不況の中、売れる本や、バズる本、付録付きの本など様々な提案活動を行う中で、立て続けに営業起因の品質事故を起こしてしまうなど、うまくいかない日々が4年ほど続きました。
 4年目の夏、業務負荷もさることながら、人間関係や、仕事の細かさ、品質要求の高い製品のプレッシャーから、「電話対応をしようとすると汗が止まらなくなる。」「家に帰っても電話が鳴っている気がして眠れない。」「情けなさから家に帰れない。」といった状況が続き、会社を休職しました。
 現在は休職中の経験を活かし、「職場の人間関係が良好になれば人の価値は輝く」をモットーに社内改革部署へ部署移動し、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」「働き方改革」「キャリア研修」などに携わりながら、新入社員・若手社員のコーチングなどを行っています。

大事にしている価値観
 「人はもともと想像力と才知にあふれ、かけることのない存在である」「誰一人として価値のない人などいない」という国際コーチ連盟の教えをとても大事にしています。
 というのも僕は上記のように一度も目標や前年を達成したことのない会社員でした。それ以前も良い大学に行くように両親から熱心な指導や、教育を受ける中で、努力や勉強への向き合いは否定し、修正され、結果だけを求められる。そんな環境で育ったことで、自分の生きる価値というものを見いだせていなかったからです。
 コーチングの関わりはそんな僕に生きていてもいいという安心感や、自分の幸せを目指していいという考え方をもたらしてくれました。この二つの考え方は今も、そして今後の人生でも大切にしていきたい価値観です。

プライベート

趣味ーーー
キックボクシングのジムに2021年6月から平日はほぼ毎日通っています。体重や体形がコンプレックスなのもあるのですが、テレワーク化で改めて運動することの楽しさを味わっています。得意なのは右ミドルキックです。

家族ーーー
いつもニコニコで締めるところを締めてくれる妻。起きているときは常にしゃべっている息子。最近我が家に来てくれた赤ちゃんの娘と4人で暮らしています。

性格ーーー
・穏やかで優しい・包容力や受け入れ力が強い(コーチ仲間)
・基本怒らず、落ち着いて物事を話してくれる(妻)
・怖い(息子)
などなどのフィードバックを頂いています。個人的にも優しくある、決めつけない、穏やかさを大事にしていきたいと思っています。

よく担当するクライアント様

年齢ーーー
20代半ばから30代後半までの方が多いです。

性別ーーー
男性:女性が6:4くらいの割合です。

よく扱うテーマーーー
「転職」「今後のキャリア設計について」「副業をするために」「発達障害について」「家族関係」「職場関係」
など多岐にわたります。
総じて「自分の中の軸を見つけていくこと」「本当に望んでいる生活を過ごすこと」「今の環境で最高のパフォーマンスを出すこと」などが多いです

職業ーーー
・ITエンジニア・マーケター・公務員・営業職・管理職・派遣社員・専業主婦・大学生・起業家・経営者などです。

特に応援したい人ーーー
・社会人になってから何かもやもやを感じているのだけれど行動できない。自分の人生をあきらめきれない方とセッションをしていきたいと思っています。僕自身がコーチングによって救われたのが、「ADHDだろうが、橋本さんの人生をあきらめなくていい。一緒に考えていきましょう」と考えてくれた人がいたからだと思っています。
また上記のような思いに共感していただける方ともお時間をともにさせて頂きたいと思っています。

セルフインタビュー

Q:なぜコーチングを始めようと思ったのですか? ーーー
A:サラリーマンとして働いている中で「指示」や「指摘」を受けることは多かったのですが、自分がどうしていきたいのか。今の会社や環境などのリソースを用いて何を成していきたいのかという「傾聴」のコミュニケーションを受けたことがなかったからです。主体性を重んじる風潮はあったのですが、その主体性を「伸ばす」という文化は会社になかったため「これがもしうちの会社にあったらすごいことになるかもしれない!」と思い、コーチングを伝えられる人になりたいと思ったのがきっかけです。実際に伝えていく中で、新入社員が経営層に事業アイディアを出したり、子会社の管理職の方が話を聞きに来てくれたりしました。

Q:どのような点が回りの人に影響を与えたのでしょうか?ーーー
A:それぞれの方で答えは異なると思うのですが、共通していたことは「会社で仕事を楽しんでもいい」というフレーズだったかと思います。主体的であることを押し付けても主体的には中々なれないのですが、「夢をかなえてもいい」「チャレンジしてもいい」と伝え続けていくことで、「今自分がいるところで何かをあきらめなくていい」「トライしてもダメなやつだと思わずに応援してくれる人がいる」と思えた点が影響を与えてきたのではないかと思っています。

Q:夢をかなえてもいい、チャレンジしてもいいというだけで変わるのには理由があるのですか?ーーー
A:社会人である前にその人を知ったり、理解することがポイントだったのかなと思っています。僕が働いている会社だけにとどまらず、「あなたはあなたであっていい」とただ存在を受け入れてくれる環境はあまりないような気がしていて……「営業として○○だから××しなければならない」「開発だから○○しなければならない」という人の役割だけではない「それぞれの願い」を「聴いて一緒に考える」ことがとても大事だと思っています。

Q:会社で活躍されてきたと思うのですが、今個人でも活動されているのはなぜですか?
A:僕自身もコーチという役割や職業を名乗るなら、チャレンジやトライをしなければならないと思いまして、だったら作ったことのないHPを自分で作ってみよう!とか、想いを形にして届いてほしい人たちにもっと知ってほしい!と思ったからです。社会人の早い段階で大きく休んだこともあり、同じ思いをほかの人がしないような世の中であってほしいとか、そのために自分ができることは精一杯やりたいと思う気持ちもあります。