コーチングとは?

 コーチングにおけるコーチとは一般的に「行動促進のための支援者」「目標達成のための壁打ち相手」というように定義され始めているのではないかと思っています。僕個人としても大きくそこからは、ずれはないと思うのですが、一つ付け足すとしたら「すでに見えている目標、夢に到達し、さらにその先の見えていないところまで共に行く」のがコーチの仕事だと思っています。
 そして僕が望んでいることはクライアントが「充実した人生を生きている」と実感できることです。
 僕の話しをすると、僕自身はコーチングを初めて受けた時の相談内容は「将来に不安がある」「自分には何もできない気がする」ということでした。
 僕のコーチはそれを評価判断することなく、淡々と話を聞いてくれたのですが、14か月ほどセッションを行い、最後の完了のセッションをする際には初めに立てた「将来に不安泣く生きる」という課題はどこかに行っていました。そして次に望んでいる「自分も輝ける人材でいたい」というテーマにすごく腹落ちしていたのです。
 そんな体験は僕をプロコーチの道に進ませたり、障碍者手帳を持ちながら仕事をしていくという判断ができるなど、自信をもって充実感と共に生きるための大切な時間になって行きました。

  

コーチングを始める前に

1.正解のなさを楽しんでほしい
コーチングでは基本的にアドバイスがありません。僕があなたに対して「こうしたほうがいいよ!」「これが正解だよ!」と伝えることはなく、「あなたにとっての正解はどんなことなんだろう?」「このセッションでのゴールは何だろう?」と一緒に考える時間がほとんどです。もしかしたら最初は戸惑いもあるかもしれませんが、あなたがあなたの為にだけ使える時間として、ぜひ楽しんでお話しいただければと思います。

2.あなたの安全は守られているということ
コーチングでは保守義務というものがあります。あなたが話した内容はあなたの許可なく、SNSや第三者に漏れ伝わることは一切ありません。「こんなことを言ってしまってはダメだろうか?」「これを言ったら大変なことになってしまうかもしれない」などの不安は脇に置きながら安心・安全な場でお話ください

3.本音でいい。本音がいい
言葉にしてみると意外とわかること、わからないこと。たくさんあるのではないかと思います。「うまく話す」「わかってもらえるように話す」という必要はありません。思い描いていることや、うまく言葉にできないものもぜひ教えてください。またコーチ側もうまく言い表せないことや、時に失礼に当たることもいうかもしれません。「そんなこと言われたくないよ!」ということが言い合える関係で話しができるのが本当のパートナーシップだと思っています。

私のコーチング

 コーチングの強み、「傾聴」や「提案」も行いつつ、特に下記の特徴をもってコーチングをしています。

1.感覚や感情を大事にする
 セッションの中ではお話し頂くテーマに沿ってアクションを決めるのですが、特にその時その時の感覚や感情を取り扱うことがあります。論理的な思考や、逆算力は既に身についている方も多いと思うのですが、自分の体から発せられている情報や、感情は気づきにくいものでもあります。そういった非言語的な情報も取り扱うことでより理解を深めたり、気づいていないエネルギーなどを引き出す支援をしています

2.価値観を大事にする
 どうしても譲れない考え方、大事にしてきた想いなどが人それぞれ存在します。コーチングではそんな「あなただけの価値観」に焦点を当てます。僕たち一人ひとりの顔や個性が異なるように、誰一人として同じ価値観を併せ持つ人はいません。そんなあなただけが何よりも大事にしたい考え方に焦点を当て、
充実感や、納得感を持ちながら進んでいくことを大切にしています。

3.プロセスを大事にする
 コーチングのセッションは大体一回一時間。その中で気づけることや学べることもあるのですが、大事なのはセッションとセッションの間の行動と振り返り。何ができたかという「結果」だけではなく、どんな体験だったか、それらの経験があなたにもたらしたものはどのようなことかという「プロセス」に焦点を当てることで、日々の充実感や納得度合いも大事に進めていきます。